ログハウスに住むということ

ログハウスに住むということ

ログハウスといえば、開拓者を守る家。
頑丈で長持ち、地震や火事に強いのは、もはや常識。
いかにも無骨で男らしく、力強いイメージですが、
ログハウスの魅力は「強さ」だけではありません。
どんな人にも優しく、生活しやすい、快適な住まいなのです。
大人も子供も赤ちゃんも、のびのび暮らせる家。
それが、現代のログハウスです。

1.呼吸する家

木材になっても、木は呼吸をしています。と言っても、動物のように呼吸をしているわけではありません。「木が呼吸する」とは、正確には木の調湿作用のことを差します。木は、常に湿度の変化に応じて水分を吸ったり吐いたりしています。それによって、乾燥している時は木に含まれる水分を吐き出し、湿気の多い時には、余分な湿気を吸収してくれるのです。おかげでいつでも快適に過ごす事ができ、結露がほとんど起こらなかったり、室内に干した洗濯物が乾くといった嬉しい効果もあります。他にも、木は断熱性能が高いため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。自然素材の木からは、もちろん有害化学物質は発生しないので、シックハウス症候群の心配もありません。

2.自宅で森林浴

森に入ると、清々しい空気を感じ、自然と癒される気持ちになります。森林浴には、リラックス効果やストレス解消といった心に作用するはたらき以外にも、身体にとっても良い効果がたくさんある事が、近年科学的にも実証されています。人に最大のリラックス効果をもたらしてくれるのは、木の香り。その正体は、フィトンチッドという成分です。この成分は、人には癒しの効果を与えてくれますが、実は木が自らを守るため、他の生物と戦うために放出している武器なのです。そのため消臭・脱臭効果を持ち、空気を浄化し、さらには抗菌・防虫効果で、カビや、アレルギーの原因となる家ダニも防いでくれます。他の生物を殺すための成分ですが、人には良いことづくめですね。毎日森林に入れる人は限られていますが、木がふんだんに使われたログハウスでは、毎日これらの効果を感じられるはずです。

3.感性の育つ家

一般的な住宅作りでは、設計の時点で既に、どんな家になるのかが決定しています。現場で行われるのは、図面通りの寸法の素材を組み立てていく作業です。対して、アイビーログ工房のログハウスは、自然のままの丸太や枝の形を生かし、見た目の印象や使い勝手を体で感じながら、現場で作っていきます。まっすぐに製材された木ばかりでなく、のびのびと育った丸太やユニークな曲がり木も、ありのままの姿で使うことができます。木を家の形に無理やり合わせるのではなく、その木の形や風合いをどうやったら家に生かせるのか、頭だけでなく、感性をはたらかせて作るのです。ポイントに自然のままの木の姿があると、とたんに生き生きと楽しく、あたたかい家になります。丸太や枝の、自然の丸みや、でこぼこした手触り、人の手による削り跡も、住む人をほっと安心させてくれます。

4.成長を楽しむ家

自然素材の家は、長く住んでも飽きることがありません。それどころか、年を重ねることで、さらに味わいを増していきます。暮らしの中でついた傷も、こぼしてできた染みも、家族の思い出と一緒に、すべてが味になっていきます。無垢の床は飴色に、土佐漆喰の壁は年とともに黄土色から美しい生成り色へと変化します。一般的な住宅と違って、ログハウスの一番美しい状態は新築時ではなく、家族と一緒に年を重ねた先にあるのです。日本最古のログハウスは1300年前に建てられた正倉院と言われていますが、きちんとした素材で丁寧に建てたログハウスは適切なメンテナンスさえしていれば、一生ものの家具や道具と同じように、次の代、またその次の代へと、住み継いでいけるものなのです。手をかけることで益々美しくなり、愛情も一層増していきます。