大豊町の現場が終わり、足摺のT邸刻みがはじまりました。今回はポスト&ビームの板倉構法の中規模の家ですが、車庫もあり、全体ではかなり大きな規模になります。
頑張ります。
家を一軒建てるのは大変なのですが、喜んでいただければ、次の仕事の糧となります。写真は、生まれたばかりの赤ちゃんの手形を,記念に漆喰壁にスタンプしている所。
この子の次の世代まで、建っていますようにと祈りました。思い出のある家は大切にしてくれると考えています。
きっと大きくなった時に、何か感じてくれる。そう言う事が大切です。
建てる時に何故建てたか、木の家に何故こだわったか。
新月伐採。丸太の建築。板倉構法。土佐漆喰壁。100パーセント高知産の木の家。合板、石膏ボードを使わない家。
断熱材はウールと杉の皮。
11トン車2台満載の板。200本を越える60年生の丸太の皮はぎ。
終わらない屋根仕舞い。終わりが見えない床張り。
クレーン能力一杯の重さの、墨付けできない、枝付きのヒノキの芯柱の設置。
全ての壁を一人でサンダーがけして一人で塗装した日々。
全てが思い出として残っています。
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きっと大切してくれる。