工房ブログ

2017年10月17日|okahara saori

ナイトピクニック

去る10月4日の中秋の名月の晩

 

お夕飯を頂いたあと

 

腕利きの配偶者にお月見団子をこさえてもらい

 

海へピクニックへ行ってきました。

 

高知 中秋の名月 2017

 

鈴を転がしたような虫の音に

 

海のさざなみ音

 

目の前には太平洋

 

 

電気がなかった時代の人たちもこんなふうに季節を愉しんでいたのかしらと

時間の感覚から解放されるひとときでした。

 

幽玄とはこういうものかしらん。。。

 

  むかしむかしのお話。

  駿河の国三保の松原の松の枝に、それはそれはたいそう美しい羽衣がかかっていたそうで

  それを見つけた漁師・白龍は、それを家宝にするぞ!ひゃっほー!

  と持ち帰ろうとしておりました。

  すると

 

  「ダメ。ゼッタイ。」

 

  と誰かさんみたいにとがめられます。

  羽衣の持ち主、天女の登場です。

  でも白龍ったら、素直に言うことききません。

 

  「ヤダ!」

  「ねぇねぇ!返してよ」

  「ヤダ!」

 

  ・・・困った天女は、天に帰れないと泣いてしまいます。

 

  気の毒に思った白龍は、その姿を見て羽衣を天女に返すことにしました。

 

  「返すから、舞をしてほしいなり♡♡♡」と白龍。

 

  お礼にと天女は天人の舞楽を舞います。

  ――東遊の数々に。その名も月の色人は。
      三五夜中の空に又。満月真如の影となり。
         御願円満国土成就。七宝充満の宝を降らし。・・・

 

  ・・・こんな感じの意味でしょうか。。。
     東遊びの舞を数々舞ううち この月に住む天女は
        十五夜の月が照らす夜空に舞い上がり
        真如を示す満月の光となって輝き 云々

 

  さいごは空高く天女が舞い霞に消え行くのでした。

  めでたし、めでたし。
  ※能楽「羽衣」あらすじを私なりに解釈すると幽玄とはほど遠くなり失礼申し上げます。。。

 

戻りまして、眼前の海と満月、背には松原。
羽衣の謡をご機嫌で口ずさみながら寝ころがっていると、隣にいたはずの配偶者が見当たりません。

 

起き上がってみると、

時折月が雲から顔を出して、水面を照らす様に心奪われたかのか

車の鍵を持ったまま、彼は水際へと走り出していました。

 

私もそれに続こうと夜風を浴びながら、浜辺を歩きますが

先を行くはずの姿がふと見あたりません。

 

いや、やさしい地上の天女こと私は気付かないフリをして差し上げました。

 

かくれんぼ

 

隠れ身の忍術をご披露。本人の心の中はガッツポーズだったようです。

iPhoneカメラは優秀ですね。

 

水面

 

帰りは、汚い手を使いながらも、車まで二人で走って競争です。

我が家の白龍はご機嫌で先に到着致しました。

くやしい。。。

 

電気も何もないことがこんなにも贅沢な時間になるなんて

想像もしなかったナイトピクニック。

また来年も行きたいと思います。

今度は負けない。。。

 

to be continued
来年につづく・・・

 

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